1分でわかる肺がんの症状

肺がんの末期症状

肺がんの末期症状では、体中の痛みと呼吸困難といった重篤な症状が現われます。肺がんの遠隔転移はステージ4とされ、末期がんと診断されます。

肺には全身に酸素を行き巡らせるという役割がありますが、その役割が「がん細胞」を全身に送ってしまうため、転移しやすい環境とも言えます。
 

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転移が骨に行けば、胸や背中、腰、肩の痛みが強くなりますし、脳に転移すれば、身体の麻痺、言語障害や頭痛、吐き気などの症状がでて、生活にも様々な支障が出てきます。

また、肺に水が溜まることが多く、水がたまれば呼吸困難が現われることがあります。

さらに最終的な末期になると浮腫み(むくみ)や痛みといった症状が強くなり、食欲もなくなるので衰弱が進みます。

末期の肺がん患者は、容態が急変して呼吸困難などで死に至るという可能性もありますので注意が必要です。
 

苦痛や痛みを和らげる緩和ケア

そういった苦しさの中での抗がん剤治療は患者の体力を奪いますので抗がん剤治療を続けず、苦痛や痛みを和らげる緩和ケアをメインに行う選択があります。

肺がん,末期症状緩和ケアには患者自身のQOL(生活の質)を改善さるために痛みや呼吸困難の症状を薬で和らげるだけでなく精神的なサポートも含まれています。

緩和ケアで使われる鎮痛薬には色々な段階がありますが、最終的にはモルヒネを使います。

モルヒネで痛みは緩和されますが、悪心嘔吐、血圧低下、便秘、眠気、呼吸抑制などの副作用は避けられません。

モルヒネの量を多くすると患者は眠るように楽になるものの、コミュニケーションはできなくなってしまいます。

痛みや苦しみを感じずに安らかに最期を迎えることも患者や親族の選択肢でもあります。

一方で患者さんの中には余命宣告から何年も過ごされた方や、最後まで痛みや苦しみの症状がない方もいらっしゃるのも事実です。
 

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